歴史的な名所が盛りだくさんです

抜群のロケーションも楽しめる世界遺産「今帰仁城跡」

数多くの観光スポットがある沖縄県ですが、その中には歴史的価値の高い名所も非常に多くあります。歴史に詳しくなくても、そういった歴史的なスポットに訪れると胸がドキドキしませんか?特に沖縄にはスケールの大きな歴史的名所が多いので、一度訪れると忘れられない体験になることが多いのです。そんなスケール感のある歴史的名所としては首里城が世界的に有名ですが、「今帰仁城(なきじんぐすく)跡」も忘れてはいけません。今帰仁城は琉球王国が建国される前の三山時代に築かれた城で、北山王の居城として長らく利用されていました。 沖縄で最大規模の城跡である今帰仁城は、2000年に琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に登録されています。歴史的価値が高いことは当然ですが観光スポットとしても人気が高く、数多くの観光客が今帰仁城跡に訪れては古の城に想いを馳せています。この城壁は全長およそ1.5キロメートル。緑あふれる丘に威圧的に広がる城壁はとても頑丈そうで、今帰仁城の防衛能力が高かったことが伺えます。ちなみにこの今帰仁城跡は優れたビューポイントとしても有名で、沖縄の海を見渡せる抜群のロケーションを誇っています。歴史に触れるだけではなく、今帰仁城跡に訪れた際にはぜひこの絶景も味わっていってくださいね

忘れてはいけない戦争の記憶。「沖縄戦跡国定公園」に訪れよう

沖縄の歴史を語る上で絶対に忘れてはいけないことがありますよね。それは太平洋戦争時の沖縄戦の記憶です。地上戦が繰り広げられた沖縄では兵士だけではなく民間の人々も数多く犠牲になりました。壮絶を極めた沖縄戦の慰霊のために、沖縄戦終焉の地でもある沖縄本島の南部には「沖縄戦跡国定公園」が築かれています。沖縄戦跡国定公園には慰霊碑はもちろんのこと、沖縄戦について学ぶことが出来る資料館も設けられているので、慰霊の後には立ち寄って沖縄戦について学んでみてはいかがでしょう。

平和の広場に建立された「平和の礎」には24万人を超える犠牲者の名前が刻まれています。傷ついた兵士の看護の目的で動員されたひめゆり学徒隊の慰霊塔として有名な「ひめゆりの塔」には、犠牲になった女学生や教員たちの遺品が展示されていて、戦争の悲惨さをより身近に感じることが出来ます。神聖な雰囲気がある沖縄戦跡国定公園を訪れることにためらいを感じる人もいるようですが、実際に沖縄戦跡国定公園訪れてみると綺麗に整えられた景観に心が落ち着き、「訪れて良かった」と感じる人が多いようです。たくさんの楽しい名所がある沖縄県ですが、こういった歴史的なスポットにも訪れることで沖縄をもっと身近に知ることが出来ますよ。

与論島の旅行の行き方には、飛行機かフェリーを利用する方法があります。飛行機は鹿児島空港か奄美空港、那覇空港から与論空港行きがあります。フェリーは、沖縄と鹿児島から出ています。